あなたは人に物事を頼みやすいほうですか?
あるいは断られるのが怖くて頼みにくいでしょうか?
人に何か頼みごとをするとき、受けてもらえる確率が高くなる
方法があります。
お願いするときにあることを付け加えるのです。
何だと思いますか?
これは「影響力の武器」という本に書かれていました。
キーワードは「理由」です。
この本の中で書かれていた事例としては次のようなことでした。
図書館でコピーしてもらうところに行列が出来ている場合、
コピーを先にやってもらうといものです。
ある人は「私のコピーを先にお願いします。」といったが
やってもらえませんでした。
ところが
「どうしても急いでいるので、私のコピーを先にお願いします。」
と言ってみました。
この実験をいくつかの図書館でおこなったら後のお願いの仕方で
先にコピーしてもらえたとのことです。
理由をつけると相手は引き受けてくれる可能性が高くなるということです。
ただ、この事例では「どうしても急いでいるので、」というのは
何に急いでいるのかよくわからない理由です。
このようなあいまいな理由でも確率が高くなるのならばです。
理由をもっと明確にすれば、引き受けてもらえる可能性も
あがるのではないでしょうか。
明確で相手が納得するような理由です。
人に何かをお願いするときは理由をいうということを
習慣にするとよいのではないでしょうか。
そしてその理由は普通は多くの人が仕方ないと
思うような、納得できるようなものにすることです。
話は変わりますが、何年も前の話になります。
私が茨城の実家に帰る途中で広い道路でほとんど車が
走っていないところでスピードを出して走っていました。
そしたら突然、覆面パトカーが現われて、後ろにつかれて
停止させられてしまいました。
15キロオーバーのスピード違反のキップを切られました。
そのときに警察官から次のようなことを言われました。
「なにかどうしても急ぐ用事でもあったのですか?」
「親の危篤かなにかで急いでいたのですか?」
特に急ぐ理由はなかったので、「ありません。」と答えました。
親の危篤で急いでいたと言えば許してもらえたのでしょうか?
許してもらえるかどうかわかりませんが、
親の危篤なら急ぐのは仕方ないと思ってはもらえるでしょう。
許してはもらえないでしょうが、相手に与える印象は違いでしょう。
理由がない場合はいつもスピード出しているのかと思われてしまい、
理由を言うことで誰でもそうすると思ってもらえる。
人は理由によって、印象が変わってきます。見方が変わります。
人にお願いをするときは、
理由をつけると相手は引き受けてくれる可能性が高くなるということです。
『成功するための目標達成術』
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